【ご飯を食べない】猫の口内炎を治療する

猫との暮らし
画像出典:Unsplash

こんにちは、たまです!

今回は猫の口内炎について解説します。

この記事は

  • 飼っている猫がご飯を食べなくなった方
  • 飼っている猫がよだれを垂れ流している方
  • 動物病院で口内炎と診断されたが、なんのことかよくわからない方
  • 猫のよくある病気に興味がある方

におすすめです。

口内炎と聞いて「口内炎なんて大したことないでしょ」とか「すぐ治るんでしょ」と思っている方、それは人の口内炎の話です。

たま
たま

猫の口内炎は非常に痛みの強いなかなか治らない疾患です。

どういう病気なのか一緒に見ていきましょう。

猫の口内炎ってどんな病気?

猫の口内炎は、「口腔後部口内炎」と呼ばれることもある病気です。

簡単にどのような病気かを説明します。

みなさんが今まで自分で経験したことのある口内炎の中で1番ひどかった口内炎を想像してください。

猫の口内炎は、そのくらいひどい口内炎が口の奥の方にたくさんできる病気です。

想像しただけで痛そうというのがお分かりいただけるでしょうか?

猫の口内炎の症状

症状は口の痛みによるもので、

  • 口が痛いのでご飯を食べることができない(食欲不振)
  • ご飯を食べないので痩せる(体重の減少)
  • 口が痛くてよだれがたくさん出る(流涎)
  • 口を気にしてもごもごしている
  • 口周りを触ると嫌がる

このような症状が現れます。

猫の口内炎の原因

猫の口内炎の原因は、不明です。

ただ、後で説明しますが、治療法から考えると、口の中の細菌に対して過剰に免疫が働き、口内炎が起きると考えられています

また、猫エイズや猫白血病を発症していると、口内炎ができやすくなります。

たま
たま

猫エイズや猫白血病が原因の場合、口内炎を治すことは難しくなります。

猫の口内炎の診断

診断自体は簡単で、獣医師はもちろん皆さんでも「猫の口内炎」で検索して画像と見比べればわかると思います。

(痛いので猫が口を開けてくれないかもしれませんが…)

猫の口内炎の治療

猫の口内炎の治療法には、内科的治療(お薬による治療)外科的治療(手術による治療)があります。

ですが、内科的治療のみで治療できることはまずありません

たま
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内科的治療のみでは、一時的によくなっても必ず再発することを理解しておきましょう。

猫の口内炎の内科的治療

内科的治療では以下のようなお薬を使います。

  • 抗菌薬(口の中の細菌数を減らす)
  • ステロイド(口内炎の痛み緩和し、免疫も抑える)
  • インターフェロン(免疫系に作用する)
  • シクロスポリン(免疫を抑える、副作用が少ない)
  • 消炎鎮痛剤(痛みを抑える)

特に効き目がいいお薬はステロイドで、一時的にはかなりの割合で症状がましになります(ですが数週間~数カ月で再発します)。

お薬が飲めない猫の場合は、長期間効くステロイド(商品名:デポ・メドロール)を注射します。

「長時間効くステロイドの方が楽じゃないか!」と思った方もいるかもしれません。

ですがこのお薬は副作用が強く、最悪の場合「糖尿病」を発症します。

たま
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インターフェロンは価格が高く、シクロスポリンは効果が出るまでに2~3週間かかるという問題があります。

猫の口内炎の外科的治療

口内炎における外科的治療(手術による治療法)とは、歯を抜くことです

抜歯には段階があり、奥歯(臼歯)のみ抜歯する方法とすべての歯を抜歯する方法(全顎抜歯)があります。

2つの方法を比較すると、すべての歯を抜歯する方法が治療成績が良い(治る確率が高い)とされています。

外科的治療法を単独で行った場合も十分治る可能性が高いのですが、内科的治療を組み合わせることにより、さらに治る可能性が高まります。

たま
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歯を抜くことで菌が増える場所をなくすことができ、口内炎が治ると考えられています。

猫の口内炎治療の問題点

猫の口内炎は内科的治療と外科的治療を組み合わせて行いますが、治療にはいくつか問題点があります。

外科的治療が痛すぎる

人で考えればわかりますが、歯を抜くということは非常に痛いことです。

人は1日に1本歯を抜くだけで精いっぱいですが、猫は全身麻酔をかけるというリスクがあるので1日ですべての奥歯またはすべての歯を抜きます

考えたくもないくらい痛そうですよね。

なので十分な鎮痛薬の投与が必要になります。

たま
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ちなみに、歯がなくても猫は普通にご飯を食べることができます。

治るまでに時間がかかる

外科的治療と内科的治療を組み合わせれば治る可能性は高いのですが、治るまでに時間がかかります。

手術から、はやい子では1~2カ月、遅い子だと数年後に完治することがあると言われています。

その間、治ると信じてお薬を飲ませ続けるのは大変な作業ですよね…。

まとめ:猫の口内炎

いかがでしたでしょうか。

猫の口内炎は人の口内炎と全然違うものだということがお分かりいただけたでしょうか。

猫は食欲がなくなると、本当に少しも食べなくなり、信じられないくらい痩せる動物なので、早めに動物病院へ行って積極的に治療しましょう

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