【するべき?】犬と猫の避妊手術のメリット・デメリットを解説

犬との暮らし

こんにちは、たまです!

今回は「避妊手術」についてわかりやすく解説していこうと思います。

この記事は

  • 犬猫を始めて飼うことにした人
  • ペットショップで避妊手術の話をされたが悩んでいる人
  • 飼っている犬猫の避妊手術を考えている人
  • 避妊手術のメリット・デメリットを知りたい人

という人におすすめです。

最初に結論から言うと、避妊手術はした方がいいです!

ではその理由を見ていきましょう!

たま
たま

個人的には去勢手術は「やったほうがいい」、避妊手術は「やるべき」くらいの位置づけだと思っています。

そもそも避妊手術とは

そもそも避妊手術とはなにかを説明します。

避妊手術とは、メスのイヌやネコが持っている「卵巣」及び「子宮」を取り除き、子供をつくる能力(繁殖能力といいます)を完全になくしてしまうことです。

手術は全身麻酔下で行います。

動物のサイズにより切開する大きさは異なりますが、まずお腹を切開します。

次に卵巣と子宮を手探りで探し、見つけた後に卵巣についている動静脈を縛って処理します。

この段階ではまだ子宮が体に繋がっているので、子宮の頸部を縛って切ることで卵巣と子宮を切除します。

たま
たま

去勢手術と比較すると、避妊手術の難易度はぐっと上がります。

避妊手術のメリット

では避妊手術のメリットは何でしょうか?

それは以下のようなものです

  • 望まない繁殖を避けることができる
  • 色々な病気のリスクを下げることができる

では順番に見ていきましょう。

望まない繁殖を避けることができる

「外にでてしまうネコのお腹がだんだん膨らんできていて……」というご相談を受けることがあります。

このような場合飼い主の方は非常に悩むことになるので、これ以上飼育する頭数を増やすことを考えていない場合は避妊手術を行うべきです。

たま
たま

犬でも、オスとメスを飼っていて繁殖してしまったという話がよくあります。

色々な病気のリスクを下げることができる

卵巣と子宮を持っていると色々な病気になるリスクがあります。

例えば「乳腺腫瘍」はイヌ、ネコともに非常に一般的な腫瘍ですが、避妊手術によって腫瘍発生のリスクが大幅に下がります

また「子宮蓄膿症」という未避妊のイヌに非常に多く発生する病気は、子宮に膿が溜まる病気なのでそもそもこの病気にならなくなります

その他ホルモンに関連する病気のリスクが下がります。

たま
たま

高齢の避妊をしていない犬では、体感的に6,7割子宮蓄膿症になっている気がします。

避妊手術のデメリット

反対に避妊手術のデメリットは何でしょうか?

それは以下のようなものです。

  • 今後繁殖を行うことはできない
  • 太りやすくなる
  • 手術のリスクがある
  • お金がかかる

今後繁殖を行うことはできない

避妊手術では卵巣と子宮をとってしまうので今後考え方が変わり、繁殖を望んだとしても繁殖させることができなくなります。

たま
たま

繁殖は大変なので、もし考えているのであれば獣医師と相談して、しっかりとした計画を立てましょう。

太りやすくなる

避妊手術を行ったイヌやネコは太りやすくなります。

理由としてはホルモンの影響などいろいろなことが考えられていますが、わかりやすく考えるなら、元から体の中にあったものがなくなるのでその分太りやすくなると考えてください。

なので、避妊後は避妊後用フードへの変更を強くおすすめします。

たま
たま

肥満は万病の元です。しっかりと体重を管理してあげましょう。

手術のリスクがある

避妊手術では麻酔をかけ、お腹を切って手術を行うので、完全に安全なものですとは言い切れません。

比較的リスクが高いのは野良猫、高齢犬と大型犬です。

野良猫は健康状態が悪く、血管や子宮が弱いことがあります。

血管や子宮がもろいため、出血のリスクが比較的高くなります。

高齢犬と大型犬は、卵巣周りに脂肪が多く、卵巣の取り残しリスクが比較的高いです。

卵巣を取り残してしまうとホルモンを分泌する能力が残るため、本来避妊手術で下がるはずの病気のリスクが下がらなくなってします。

たま
たま

犬の避妊は早めにやってあげましょう。

お金がかかる

費用が大体2万円~3万円くらいかかります。

ただ避妊手術をしなかった場合に起こる病気の治療には、もっと多くのお金がかかります。

例えば、子宮蓄膿症になった場合10万弱くらい費用がかかります。

たま
たま

確かにお金がかかるので、飼う前から避妊手術の費用は確保しておきたいところです。

まとめ:獣医師としての意見

メリットとデメリットをいくつか並べましたが、結局避妊手術ってやった方がいいの?という質問に対しては、やった方がいいという回答になります。

理由はずばりメリットとデメリットを比較した場合メリットの方が大きいからです。

飼い主の方はイヌやネコに対する愛情からか、「手術するのはかわいそう」とか「麻酔が怖い」とよくおっしゃられます。

ですが、乳腺腫瘍や子宮蓄膿症になった場合は、避妊手術よりもっと大きくお腹を切らなければいけませんし、麻酔時間が長くなる分リスクが増します

またこのような病気になってから手術をした場合、安全に行うため検査等が増え、かなりの金額がかかってしまいます

なので獣医師として安全面や経済面からみても「避妊手術はしたほうがいい」という結論になります。

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