猫白血病ウイルス(FeLV)感染症【猫を外に出してはいけない1番の理由】

猫との暮らし

こんにちは、たまです!

今回は「猫白血病ウイルス(FeLV)感染症」について解説していきます。

この記事は、

  • 猫の白血病という言葉は知っているが、内容まで知らない方
  • 猫を室内飼育するかどうかで悩んでいる方
  • 猫のワクチンの種類で悩んでいる方

におすすめします。

猫白血病ウイルス感染症を一言で表すと、「猫同士が接触することで感染する、感染すると3年で8割の猫がなくなる病気」となります。

感染させないためにも猫を外に出さないことが重要です

では猫白血病ウイルス感染症の原因や予防法を詳しく見ていきましょう。

たま
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猫白血病ウイルスは「白血病」のみを引き起こすウイルスではないことに注意です。

FeLV感染症の原因は?

猫白血病ウイルス感染症の原因は、みなさんの想像通り「猫白血病ウイルス」です。

猫白血病ウイルスは、レトロウイルスという少し特殊なウイルスの仲間です。

普通のウイルスは生物の細胞の中に入り、細胞の中にある道具を使って増殖していきます。

一方レトロウイルスは、細胞の核にあるDNAに自分のDNAを埋め込み、増殖させてもらう形で増えていきます。

この特徴が後で説明する、猫白血病ウイルス感染症の症状とつながってきます。

たま
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猫白血病ウイルスは、自分のDNAを埋め込むことを覚えておいてください。

FeLVウイルスはどうやって感染する?

猫白血病ウイルスは、接触感染により感染します。

接触感染とは、猫白血病ウイルスを持っている猫と健常な猫が触れ合う事により感染するという意味です。

例えば、健常な猫が感染猫を毛づくろいする、感染猫が飲んだ器で水を飲むなどが接触に当たります。

なので多くの猫同士が接触する外飼をすると、感染率がグッと上がります。

たま
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感染するかどうかは、猫の健康状態や猫白血病ウイルスの種類によって変わります。

FeLV感染症の症状は?

猫白血病ウイルスの症状ほ本当に色々ありますが、その原因はウイルスがDNAを埋め込む事によると考えられています。

ここでは大きく免疫不全と腫瘍にわけて説明します。

免疫不全

猫白血病ウイルスは骨髄に感染することが知られています。

骨髄は血液に含まれる細胞を作る場所であり、その中には免疫を担当する細胞が含まれます。

免疫細胞が自分の能力を発揮するには、DNAが正常に機能している必要がありますが、ウイルスのDNAが埋め込まれるために「バグ」のような現象が起きます。

すると免疫細胞が自分の能力を発揮できず、体が免疫力のない状態、すなわち免疫不全に陥ります。

たま
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免疫不全状態になると、普段なら発症することのない色々な病気になってしまいます。

腫瘍

猫白血病ウイルスが感染すると、リンパ腫という腫瘍が発生します。

細胞にはDNA上に異常があり腫瘍になりそうな場合、自分を破壊する機能や他の免疫細胞に破壊してもらう機能など腫瘍にならないような機能が備わっています。

ですが、猫白血病ウイルスは自分のDNAを勝手に細胞に埋め込むため、本来の細胞のDNAが書き換わってしまいます。

すると腫瘍にならないように制御している機能が失われ、腫瘍が発生します。

たま
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猫白血病ウイルスにより、若齢猫の胸の中にリンパ腫が発生することが知られています。

FeLV感染症はどうやって診断するの?

今は猫白血病ウイルス感染症を市販のキットで診断することができ、血液中にウイルスの一部があればわかります。

診断をしてほしい場合は、血をとってキットにかけるだけなので、20分位で診断ができます。

注意点は感染が成立してすぐのタイミングだと、血液中にウイルスが十分に存在せず、感染していないという判定になってしまうことです。

たま
たま

外の子を室内飼いにするにあたり検査をする場合は、室内に入れてから1ヶ月以上あけて検査をするか、ある程度期間をあけて2回検査を行いましょう。

FeLV感染症の治療法と予防法

一度DNAにウイルスが埋め込まれてしまった場合、それを取り除く手段はありません。

なので猫白血病ウイルス感染症を発症した場合、治療することはできず、対症療法を行うことになります

(ちなみに発症した場合は3年以内に8割が亡くなると言われています)

例えば腫瘍ができた場合は抗がん剤を投与し、免疫不全により感染が起きた場合には抗生剤で治療を行います。

治療法がない病気なので、何よりも大事なのは予防です。

一番の予防法は、猫を外に出さず、猫白血病ウイルスを持っていない猫以外とは触れ合わせないことです。

これさえ守れば猫白血病ウイルスに感染することはないと断言できます。

もし何らかの事情で「猫を外に出さないといけないけれど、猫白血病ウイルス感染症は予防したい」という場合には、ワクチンを接種します。

ただ、猫白血病ウイルス感染症のワクチンは完全に感染を防げるわけではないので、やはり確実なのは猫を外に出さないことです。

たま
たま

猫ではワクチンを接種した場所にできる腫瘍を警戒しなければいけないので、他の手段で予防できる病気のワクチンは接種したくないですね。

まとめ:FeLV感染症

いかがでしたでしょうか。

猫白血病ウイルス感染症は治療法のない怖い病気だということがわかっていただけたでしょうか。

猫を室内で飼育している場合には何も怖くない病気なので、猫は室内で飼育することを強くおすすめします。

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