【なぜ犬は吐くの?】犬の嘔吐の原因と治療法

犬との暮らし

こんにちは、たまです!

今回は犬が吐いた場合について解説していきます。

この記事は、

  • 飼っている犬がよく吐くという方
  • 犬の嘔吐について詳しく知りたい方
  • 犬が吐いた場合の対処を知りたい方

におすすめです。

大事なことは、「嘔吐は1回だけで問題になることはない」ということです。

たま
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嘔吐を1回だけして元気・食欲がある場合は、飼い主の方は「様子見」してください。

犬が吐くと心配になりますが、実際にどのような病気の可能性があるのか、動物病院に行くべきかどうか、参考になれば幸いです。

そもそも吐く(嘔吐)とは

そもそも嘔吐という現象について皆さんは考えたことがあるでしょうか。

嘔吐とは「胃の中の物を口から出すこと」です。

実はこの「胃の中」というポイントが重要で、胃の手前(口の中に含んだだけの物、食道)にある物を口から出す行為は「吐出」と言います。

「嘔吐」をする病気と「吐出」をする病気は全く異なるのでここをしっかり見分けることが重要です。

他にもよくある間違いとして、「咳」を「嘔吐」と勘違いすることがあります。

人でも咳の最後に痰を吐くことがありますが、犬でもそれをすることがあります。

これを嘔吐と見間違えるんですよね。

嘔吐と見分けるにはそれぞれの特徴を抑えることが大事です。

嘔吐の特徴

では嘔吐の特徴とは何かを説明します。

  • 出たものが黄色っぽく見える
  • 消化途中の食べ物が出てくる
  • 胃液のにおいがする
  • 吐くときに犬のお腹が大きく凹むような動作がある
  • ご飯を食べてからすぐ(約15分以内)は吐いていない

これらが嘔吐の特徴です。

ちなみに咳の特徴は以下のようなものです。

  • 出たものは白く泡立っている
  • ご飯を食べてすぐに吐く(吐出)
  • お腹が大きく凹むしぐさが見られない
たま
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獣医師は嘔吐・吐出・咳の特徴を覚え、飼い主さんとのお話の中で区別しています。

嘔吐で考えられる病気

嘔吐で考えられる病気はズバリほとんどすべての病気です。

獣医さんもどういう原因で嘔吐が起きているのかは、様々な検査を行わなければ原因がわからないことが多いので、ぱっと見て飼い主の方が原因を見抜くのは不可能といってもいいでしょう。

では嘔吐したときはすぐに動物病院に行くべきなのでしょうか?

それを判断するためには、危ない嘔吐と様子を見ても良い嘔吐をしっかり知ることが重要です。

たま
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犬は肝臓が悪くても腎臓が悪くても吐きます。

「危ない嘔吐」と「様子を見ても大丈夫な嘔吐」

嘔吐の中には、重大な病気の結果起きる嘔吐と、全然問題のない嘔吐があります。

それらはどうやって見分けるのでしょうか。

動物病院に行くべき嘔吐

動物病院に行くべき嘔吐にはこのような特徴があります。

  • 激しく吐いている(連続で何回も吐く)
  • 明らかに元気がない
  • おもちゃや布など何かしらの異物を食べた気がする
  • お腹を触ると痛がる
  • 前から何かしらの病気を持っている

このような場合です。

特に、激しく吐いて明らかに元気がない場合は、重い病気の可能性がありますので、すぐに近くの動物病院に行ってください。

ちなみに、重い病気は以下のようなものです。

  • 急性膵炎
  • 腸閉そく
  • 急性腎不全
  • パルボウイルス感染症
  • 出血性腸炎
  • 胆管閉塞
たま
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子犬の場合は素早く動物病院に行けるかどうかが生死を分ける時もあります。

1時間で2~3回も吐くようならすぐに病院へ行きましょう。

様子を見てもいい嘔吐

様子を見てもいい嘔吐にはこのような特徴があります。

  • 単回で嘔吐が終わる
  • 吐いた後食欲があり、食べた後吐かない
  • 前回ご飯を食べてからかなりの時間が経ってから吐く

このような場合、もちろん動物病院で相談してもらっても構わないのですが、とくにこれといった病気ではなく治療ができないことが多いです。

たま
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お話の中でこれらの特徴を聞くことができれば、獣医師は内心ホッとします(笑)

なぜ病気でもないのに吐くのか

では「なぜ病気でもないのに吐くのか」ということが気にならないでしょうか。

これには人と犬で体の構造が違うことが関係しています。

基本的に人は嘔吐しようと思って嘔吐することはできません。しかし犬は体の構造上これができてしまいます。

なので、犬は「なにかちょっと気分が悪いな」くらいで吐こうと思えば吐けてしまうのです。

これが病気でもないのに犬が吐く原因です。

そして犬は空腹の時間が長いと、ちょっと気分が悪くなるようで吐いてしまいます(胃の中が空なのに胃酸が分泌されることが原因と考えられています)。

たま
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空腹時の嘔吐だと思われる患者さんは、1日に1件は来る印象があります。

嘔吐の予防

「原因が病気ではないから治療しなくても大丈夫」と言われても、嘔吐を止めてあげたいと思いますよね。

そういう方は以下のようなことを意識してみてください。

  • ご飯の時間や回数を変える

胃の中が空っぽだと吐くことが多いので、ご飯の間隔を詰めてあげましょう。

また、ご飯の総量は変えずにご飯の回数を増やしてあげると吐かなくなることが多いです。

  • 動物病院でお薬をもらう

お仕事をしていると、ご飯の時間や回数を変更することが難しい場合があります。

このような場合は、動物病院でお薬をもらいましょう。

胃薬(人で言うガスター10など)を投薬することで、嘔吐が落ち着く場合があります。

たま
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ご飯が1日に1回だと高い確率で空腹時の嘔吐が起きるので、食事回数を増やしましょう。

まとめ:犬の嘔吐

嘔吐に関してかなりざっくりとまとめましたが、参考になったでしょうか。

嘔吐は原因となる病気の数が多く、獣医師も非常に困ることが多いです。

今回の記事で少しでも皆さんの不安や疑問が解消できれば幸いです。

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