【猫を飼うなら知っておくべき】猫の外飼いと室内飼いを獣医師が解説

猫との暮らし

こんにちは、たまです!

今回は猫ちゃんの飼育方法について簡単にまとめていきたいと思います。

この記事は、

  • 猫を飼うにあたり、飼い方について悩んでいる方
  • 猫を長生きさせてあげたい方
  • 猫の飼い方について詳しく知りたい方

におすすめです。

最初に結論から言うと猫ちゃんは絶対に完全室内飼育をおすすめします

たま
たま

なぜか説明できますか?一緒に見ていきましょう。

なぜ猫には外飼いと室内飼いという飼い方があるの?

そもそもなぜ猫には、外をうろついている子や完全に室内で飼育されている子など飼育法に種類があるのでしょうか。

それは社会において、猫という動物の立ち位置がだんだんと変化してきているからだと思います。

昔の日本では猫は普段外を歩き回り、ご飯を食べる場所や安心な寝床を求めて家によりついている動物という立ち位置でした。

ただ最近の猫人気もあり、猫の立ち位置が変化してきています。

現在、猫は家族の一員であり、人生のパートナーであるという考え方の方が多いと思います。

このような考え方の変化が起きると、自然とみんなが猫の健康について考えるようになり、外猫であることのリスクについて考えるようになります。

外飼い猫であることのメリット

獣医師の視点からみれば、外飼い猫のメリットは、運動不足になりにくい点くらいしか思いつきません。

ただ猫の気持ちとしては、自由な生活を楽しめるということがメリットなのかもしれません。

たま
たま

獣医師をしていると、悲惨な状態の外飼い猫を見ることも多いので、メリットが思いつかないんですよね…

外飼い猫であることのデメリット

外飼い猫(基本外を歩き回り、時々家に帰ってくる猫)のデメリットを考えてみましょう。

  • 病気のリスク

猫白血病や猫免疫不全症候群(猫エイズ)などの感染症は、他の猫との接触や喧嘩により感染します。

よって外猫は家猫に比べて感染リスクが非常に高くなります。

ちなみに、猫白血病と猫エイズは発症すると確実に寿命が短くなる怖い病気です。

  • ケガのリスク

交通事故や猫同士の喧嘩によるケガのリスクが外猫には付きまといます。

実際に動物病院にも、交通事故による骨折や膀胱の破裂、喧嘩による気胸など重症の猫が来院することがあります。

これらのケガの治療には非常にお金がかかります。

  • 中毒や異物を食べるリスク

外には猫に中毒を起こすような草木や化学物質が多数存在しています。

犬と比べると猫が中毒を起こすようなものを食べるリスクが低いのですが、消化管に詰まるような異物を摂取することはよくあります。

特に猫はひも状のもので遊ぶのが好きな性質があるので、ひもや釣り糸で遊んでるときに飲み込んでしまうことがあります。

ひも状の異物を飲み込むと、消化管がたぐり寄せられる形で詰まり、最悪死ぬことがあります。

  • 寄生虫のリスク

外にはたくさんの寄生虫が存在します。

わかりやすい寄生虫としてノミ・マダニ、シラミ、フィラリアがあり他にもミミダニや消化管に寄生するような寄生虫もいます。

  • 人に迷惑をかけてしまう

たまに忘れてしまいますが、実は世間の人々が全員猫を好きなわけではありません。

猫は気に入った場所でうんちやおしっこをしてしまいますし、世の中には猫アレルギーの人もたくさんいます。

猫を外飼いする人はこの点をよく考えなければいけません。

たま
たま

デメリットはスラスラ出てきますね(笑)

室内猫のメリット・デメリット

室内猫のメリットは、前述の外飼い猫のデメリットをすべて解消している点です。

そのため、家猫の寿命は外猫と比べてはるかに長くなります(寿命の目安として外猫で約5年、家猫で約15年)。

また、個人的には猫がいつもキレイなので、一緒にくつろいだりできることも大きなメリットです(笑)

反対に室内猫のデメリットは、猫により家具が傷つけられる、運動不足により肥満になりやすい点があげられます。

しかしそのようなデメリットは対処が簡単なので、実際にデメリットとなる点はほとんどありません。

家具には爪とぎ防止のカバーを付けたり、他にもっと気に入る爪とぎを用意すればいいですし、肥満はフードを変えることで対処できます。

まとめ:猫の室内飼育と外飼

いかがでしたでしょうか。

猫を室内飼いすることは、猫の自由を奪うのでないかと心配な方も多いかと思います。

ただ実際の猫の気持ちが誰にも分らないので、実際にわかるメリット、デメリットを比較して、飼育方法を決定することが大切です。

猫ちゃんの健康を第一に考えてあげるなら、完全室内飼育を強く推奨します

完全室内飼育の際には、猫の脱走に十分注意してくださいね。

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